
和歌山県には、世界遺産への登録が決定された「紀伊山地の霊場と参詣道」がある。平成12年の4月に世界遺産登録推進室が設置されてから4年の年月を経て、平成16年7月に世界遺産リストへの記載が決定された。紀伊山地には、山岳霊場と呼ばれる「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」と、そこに至るまでの道のり「参詣道」がある。特に和歌山県にあるのが、「高野山」と「熊野三山」であり、「吉野・大峯」は奈良県に属する。「高野山」は空海が真言密教を広めた場所であり「金剛峰寺」がある。現在も117の寺院が集まっていることは、特筆すべきことであろう。また、「吉野・大峯」は日本を代表する霊山として、多くの修験者が訪れる場所である。全国に「吉野・大峯」をモデルとして山岳霊場が作られたともいわれている。また、世界遺産を守る取り組みとして全国初となる、「世界遺産条例」が制定された。そこには、県、県民一体となった取り組みが宣言されている。
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